【戸建購入注意点】駐車場編

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こんにちは、tomofuto です。

『戸建て購入に役立つ知恵袋』では、私自身の失敗談を基に、これから戸建てを購入しようと考えている方、買い替えをしようと考えている方向けに、失敗しないための参考情報を発信しています。(何故こういった情報を発信しているかの背景はまえがきをご覧ください)

今回の記事は、駐車場編です!

家を選ぶ時に駐車場で気にされることはどんな事でしょうか?

並列か縦列か、駐車可能台数が1台のみなのか2台なのか、2台停められるとしても1台は軽自動車サイズになるかどうか、大体このあたりではないでしょうか?

おそらく家のデザインや間取りなどが気になる要素の大半を占めるんじゃないかなと思うのですが、駐車場を侮ってはいけません笑

車通勤や買い物は車が必須となる方にとっては、毎日出入りするスペースです。
ちょっとした出来事でストレスフルになる可能性が極めて高いのが駐車問題なので、ぜひそうならないように今回の記事をご参考にいただければと思います。

この記事は、以下のような事が気になる方におすすめです!
・車は毎日使うから、どんな駐車場が最適なのか知りたい
・気に入った建売を購入検討しているんだけど、ここの駐車場って何か問題ありそう?
・近隣トラブルになるケースに駐車場問題があるって聞くけど、どうやって防げばいい?

リビング編も公開しておりますので、ぜひそちらもご参考ください!

結論:失敗しない戸建の駐車場条件を満たす項目はこれ!

ということで安心快適駐車場チェック項目を作ってみました!

チェック欄にチェックの数が多いければ多いほど、快適に利用できて、且つ近隣トラブルが発生する確率が低いと想定できる状態です。

項目によっては何のこっちゃの点も多々あるかと思いますので、1つずつ説明させていただきます。

No1:駐車場の形は縦列駐車ではない(並列駐車もしくはセパレート駐車)

まずはシンプルな項目からいきます。

私が最初に購入した家の駐車場は縦列駐車で、買い替えた現在の家は並列駐車です。

その経験を踏まえて断言しますが、

縦列駐車タイプはマジでおすすめしません。
やめた方がいいです。

当たり前ですが、縦列タイプは車が横並びできるスペースが無いから縦列の方式を取っています。
私が最初購入した家が当該タイプだったのですが、以下のようなデメリットを感じていました。

1.運転席側のスペースを少しでも広く取るために助手席側に寄せて駐車。その為、家族で出かけるときは、一度駐車場を出てからでないと全員乗車できない

2.荷物がある時、更に乗り降りに苦労する

3.自転車があると余計に狭くなる

余談ですが、私が勝手に名付けた「セパレート駐車」タイプは以下のようなイメージとなります。

家に向かって左右にそれぞれ1台駐車スペースがありますが、2台駐車していてそのうち1台を移動させるときも、残り1台をわざわざ移動させる必要はないです。

また車1台の所有であれば、片方が車駐車用、片方が自転車を置いたり来客用だったりと状況に応じて使い分ける事ができます。

現在の我が家は並列駐車タイプですが、そこまで広い駐車場ではないので、車2台駐車するとそこそこ圧迫感がありますし、駐車する時に1台が停まっているとぶつけそうになったりもするので、
もし次家を買うなら(もうそんなことは金銭面でできないですが)セパレートタイプが良いなと思っています。

No2:お隣様の駐車場と隣接していない(もしくは境界線にフェンスがある)

まずはOKパターンです。

上記はお隣の駐車場と隣接している形ですが、並列駐車タイプで且つ、しっかりとフェンスで仕切られているので理想的だと思います。

次にNGパターンをご覧いただければと思いますが、

これは私が最初に購入した戸建の状況です。

縦列駐車タイプで、お隣様の駐車場と隣接していて、且つ境界線にフェンスがないパターン。

つまりもっとも避けたい状態です。

これがどういうリスクを生む可能性があるか、説明いたします。

お隣様が洗車するとこちらの車も濡れる

縦列タイプは駐車場の幅が狭いので、お隣様と隣り合わせの場合、おのずと車同士の距離も近くなります。

そんな中、上記イメージ図の通り、駐車場で洗車をされてしまうと、水しぶきがこちらの車や自転車などにかかるはめになります。

敷地を跨いで乗り降りされる

これは私の知人に起きたケースなのですが、何故かお隣が境界線ギリギリに毎回駐車するので、もはやこちらの敷地に入って乗り降りすることを前提にされているそうです。

車が傷つけられる可能性がある

これはもうイメージつきやすいと思いますが、境界線にフェンスがないので、車のドアを勢いよく開けたりすると、ぶつかります。特に子供は無邪気に勢いよく開けますので、ぶつけられる確率が高いです(逆もしかりですね)

No3:駐車場の対面に家が建っていない(もしくはご近所様の駐車場はない)

こちらについてもまずはOKパターンです。

少しわかりずらく恐縮ですが、向かって右側に戸建てがあり、駐車場に車が停車しています。向かって左側(つまり駐車場の対面)は、空き地か公園か何かの私有地で、家が建っておらず駐車場もありません。この状態がOKパターンです。

次にNGパターンです。

道路を挟んで左右に家があり駐車場が向かい合っています。
一見、あまり関わりがなさそうなお向かい様であっても、相手が無神経というかマナーを守らない人であれば、直ぐに問題が発生します。

このNGパターンが生み出すリスクが、路上駐車トラブルです。

これも私の体験談を交えてご説明させていただきます。

路上駐車されることで、我が家が駐車できない!

私が最初に購入した家が以下のような状態でした。

イメージ図下の青の家が私の家、隣人ガチャ外れたお向かい様が緑の屋根の家です。
絵では道路が二車線になっているので道幅が広く見えますが、実際は6mはなかったと思います。

イメージA

車での帰宅時は、向かって右側から入ってきて、①のように車の頭を一度前に出して、②でバックして駐車します。

①で車の頭を出さないと、旗地で縦列駐車タイプであったので入り口が狭く、車を駐車することができません。

しかしこのお向かい様。
大所帯で6台くらい車を所有しており、どうやら駐車する順番があることから早く戻ってきた車は、自分より順番が前の車が帰ってくるまで路上駐車して待っていることが、後に判明しました。

そのためどういう状況が発生するかというと、

イメージB

イメージAの通り、①で車の頭を前に振って駐車したいのに、イメージBにあるように、ほぼ毎日の確率で家の前に路上駐車をするので、我が家の車が頭を振ることができず駐車場に入れられないのです。

旗地であるが故に、駐車場の間口が車一台分の幅しかないため、バックするために①ができないと我が家の駐車場に駐車することができません。

ですので解決するためにはご近所さんに路上駐車をやめてもらうしかないのですが、

結果どうなったかというと。。

解決しませんでした!

(1点補足ですが、向かって右から左が進行方向になっているので、左から右に向かえば駐車できるじゃないか?と疑問に持たれる方もいらっしゃるかと存じますが、向かって左方面は行き止まりかつUターンできるスペースがありませんでした)

最初の方は丁寧に先方に申し入れしましたが、効果があるのは数日間のみで、少し時間が経過すると、また元に戻りました。

それからはこちらも感情的になってしまい、これがきっかけで同家との対立の構図が成り立ってしまいました。

ですので、NGパターンのように対面にお向かいさんがいるパターンはこういったトラブルに遭遇するリスクが高くなります。

No4:ご近所さんの駐車場にDQNカーが停車していない

まず最初に謝罪になりますが、すいませんこれはもう私の偏見でしかありません。
その為、気分を害する方もいらっしゃるかもしれませんので、気になる方のみご参考いただければと思います。

ただ、実体験からしても高確率で的中しているので、恐縮ながらお伝えさせていただきます。

上記のNo3につながるのですが、DQNカーがある家は、高確率で路上駐車します!
しかも、路上駐車することで自己満足を得ている可能性が高いです!

DQN
DQN

家の前の道路は俺の敷地だぜ。
文句あるなら言ってみろだぜ。

たぶんこんな感じです。

じゃあ、どういう車がDQNカーなの?

という事を思う方も沢山いらっしゃると思いますが、YouTubeなどで「DQNカー 特徴」のキーワードで検索いただくと、概ね私が感じている特徴と一致している動画がアップされているので、ぜひそちらをご覧になってみてください。。

No5:駐車場の前面道路の幅が6m

道路幅は概ね6mのところが大半のような気がしていますが、中には4.5mという物件もあります。

ですが、4.5m以下の物件は止めましょう。

理由は至ってシンプルで、6m未満の道路からバックで駐車するためには、下の写真のように概ね軽自動車サイズでないと切り返しするスペースが十分にありません。

駐車場に対する不満やストレスは、結構ボディブローのように効いてくるので、週末しか車は利用しないという方も、購入予定の家の駐車場の環境もしっかりチェックすることを推奨いたします

まとめ

いかがでしたでしょうか?

いろいろと条件を挙げましたので、「正直全部満たす駐車場を持つ物件なんてないでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それはその通りでして、今回私がお伝えしたかったことは、

  • 物件選びの時は駐車場のチェックも重要
  • どういった点を気にすれば良いかはこの記事を1つの参考にしてみる

この2点になります。

みなさまが後悔しない物件に出会えるように、少しでもこの情報が役立てば幸いです!

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