こんにちは、tomofuto です。
私は結婚を機に、24歳で戸建を購入しました。
しかし、26歳で家を売却し、新しく買い替えて今は別の戸建に住んでいます。
なぜ、家を買い替えたかというと、
立地、間取り、近隣トラブルなどなど、ほぼ全てにおいて大失敗したからです・・・
この記事は、戸建ては購入しない方が良いというメッセージではありません。(むしろ、私買い替えてますので。)
今、家の購入を検討している皆様が、私と同じ経験をされないように、損をしないように、私の失敗、後悔談をお伝えする事で、そのお役に立ちたいと考えております!

この記事は、以下のような事が気になる方におすすめです!
・戸建の購入を検討しているけど失敗したくない・・
・戸建購入、失敗するとどうなる??
・戸建購入に向けて旦那(妻)が真剣に探してくれない・・
家の住み替え検討者の約30%は現状の住まいに対する不満
家の住み替えのきっかけになる出来事は様々ですが、ダイワハウス社が後悔している「家の住み替えニーズ調査」によると、見出しの通り、住み替え検討者の約30%が現状の住まいに対する不満がトリガーになっているようです。

出典:My House Pallet
また、割合としては少ないみたいですが、「近隣住民との人間関係に問題があるから」というのもよく耳にする要因でもあったりもしますよね。
そんな中、金融機関によるローンの組みやすさであったり、中古に対する消費者の抵抗感も薄れてきていることから、家を売却して新たに住み替える人は、SUUMOリサーチによると、家購入検討者の全体の約30%を占めていて、結構みなさん、住み替えに行動を移す人もいらっしゃるようです。

注:スペースの都合上、回答結果の一部を抜粋しています
家の住み替えは損するリスクもある
上述の通り、今や住宅ローンを手軽に組める時代ですので、比較的若い方でも簡単にローンをして家の購入ができますし、仮に家の購入を失敗したとしても、売却や買い替えがしやすい時代だと思います。
だからといって、私のように気軽にさくっと家を決めてしまい、まぁ失敗しても不動産なら直ぐに売却できるだろうなんて軽い気持ちで捉えない方が絶対に良いと思っています。
特に今は、地価高騰の影響などもあり、家の売却で利益が得られるような広告を目にするケースが多々ありますが、

家の売却で利益が出るのは、限られた条件の物件だと思っておいた方が良いです
ということで、もう少し公開されている情報を基に、理由をご説明いたします。
家の売却損益はだいたいマイナスになる
国土交通省が「令和3年度住宅市場動向調査報告書」というレポートを発表していて、この中に住み替え前の住宅の売却損益の調査結果を載せています。
この調査結果を見てみると、
従前の住宅の売却損益をみると、「戸建住宅の売却」では1,023万円の売却損、「重合住宅の売却」では137万円の売却益が発生

とのことです。
1,023万円の損って、でかすぎません??
マンションであったり、主要都市の駅近物件であれば売却益が出る可能性が高いようですが、そもそもそんな高価な物件を最初から購入するのは、少なからず当時の私にはできませんでした。

それに、住みたい場所が必ずしも人気エリアだとは限らないですよね
私自身もどのくらい損をしたのか計算してみました。
上記のレポートは土地と建物代のみで計算されていますが、実際には諸経費(行政書士費用や仲介手数料等)も発生しますので、それらを含めるとざっと1,900万円くらい売却損が出ていました(涙
つまり、当たり前の話ですが、
何故、家を買い替えることになったのか
では、ここから私の体験談をご紹介させていただきます。
まず私が家を住み替えた理由ですが、

テキトーに家を選んでしまったことで、その家にいる事がストレスになってしまった
これに尽きます。
この状態になってしまった大きな理由が、家を購入する時の以下姿勢(行動)が招いていると思っています。
・不動産業者が推したメリットを鵜呑み(実は私にとってデメリットだった)
・家の周辺環境に全く意識を向けなかった
・夫婦で家に対する理想像をじっくり話し合わなかった
ストレスになってしまったのは、単に家の間取りやデザインだけでなく、家を囲む全てのものが要因になってしまいました。
もう少し具体的に説明させていただきます。
不動産業者が推したメリットをそのまま鵜呑みにしてしまったこと
最初に購入した物件は、当時2,680万円 4LDKの戸建でした。
当時、私が家を購入するにあたり気を付けていたのが「日当たり」のみで、後はこれといって何もこだわりがない状態でした。
そんな中、購入した物件の初めての内覧時に、担当頂いた不動産業者の営業の方から、

この物件の目の前が小さい遊歩道になっているので、前に家が建つ心配もなく、ずっと陽当り良好ですよ!
と言われたので、既に家探しが面倒になってきている自分はというと、

なるほど、将来的にも陽当りが保証されるからここでいいや
という感じで物件を決めてしまいました。
しかし、いざ住んでからある程度時間が経過してみると、以下のような事がわかってきました。
内覧時にはわかりようがないことも含まれていますが、少なくとも防犯意識がしっかりあれば、3点目のデメリットは安易に想像つくと思いますし、仮にそれを差し置いてでも譲れない何かがある物件だったらいいのですが、そうでもない物件だったので単にストレスしか生まない形になってしまいました。
家の周辺環境に全く意識を向けなかった
特に建売の戸建を購入する時に言えるのですが、近隣トラブルを発生させやすい区画、間取り、環境、というものがあります。
これはまさに私が最初に購入した物件が該当するのですが、具体的には以下のようなイメージです。

ちょっとこれだけだと「いったい何のこっちゃ」にしかならないと思いますので、ここについては後日詳細の記事をアップさせていただきます!
夫婦で家に対する理想像をじっくり話し合わなかった
これまでバラバラと色んなことを書いてしまいましたが、実はこの見出しに書いてあることが一番重要だったかなと思っています。
少し誤解があるかもしれませんが、決して我が家夫婦は家を購入する際に、何も話し合わなかったわけではありません。
ただ、いきなり内覧ばかり営業の方に連れられて行きまくりましたが、何を判断基準とするのか纏まっていない状態で現地へ赴いても、何となく纏まらないというか、ただ疲れるだけなんですよね。。
なので、まずは住宅情報サイトなどで夫婦それぞれ気になる物件を提示したりして、どこに興味持ったのか、や、どういう拘りが実はあるのか、など話し合ってから内覧に行った方が絶対に良いです。
そうすることで、実は「対面型キッチンより壁向き型がいい」とか、「リビングと和室がセパレートになっているタイプ」を好む傾向があるとか、自分にとっても好きな傾向が見えてくるので、非常に役立つと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事は、まえがきとしての内容のため、かなり抽象的な情報ばかりになってしまいました。。
ですが、今後は、私の体験談を交えて、「後悔しない物件選びの基準」をレポートさせていただき、これから家を購入しようと思っているかた(初めてでも、住み替えでも)に参考となる情報を発信していきます。